生地温泉 たなかや

企業情報

Company Profile

企業情報

会社概要

商号 株式会社生地温泉たなかや
法人番号 12300-01-007269
所在地 富山県黒部市生地吉田新230番地
会社設立 昭和40年10月27日
資本金 1,000万円
代表者 代表取締役 田中 義人
事業内容 1. 温泉旅館及び料理、飲食、売店の経営
2. 浴場及び保養施設の経営
3. 前各号に附帯する一切の業務

沿革

1911年(明治44年) 初代館主・田中菊次郎、湯治宿「生地鉱泉」を創業。
1958年(昭和33年) 不慮の火災により、全館を焼失。
1960年頃(昭和35年頃) 湯治客向けの自炊施設となる「自炊部」(約20室)および公衆浴場を併設し、営業を再開。
1965年(昭和40年) 旅館部(現本館)を新築。同年10月27日、株式会社生地温泉たなかやを設立。
1968年(昭和43年) 当館を愛した詩人・田中冬二の詩碑を前庭に建立。
1972年(昭和47年) 本館2階および3階部分を増築。
1986年(昭和61年) 現在の大浴場を新設。
1993年(平成5年) 全室内風呂付の離れ「菊芳庵」を増築。同時にお茶室の改修も行う。(※「菊芳庵」の名は、初代・菊次郎と二代目・芳雄の名から一字ずつ受け継いだものです。)
2020年(令和2年) 新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受け、経営方針を転換。客室を1階の8室に限定し、個人客を主とした営業体制にて再出発。

たなかやが
大切にしていること

私たちの宿の根底にあるのは、「いのちの洗濯ができる宿」でありたいという、ささやかですが切なる願いです。

そのために私たちは常に自問し、以下の3つのことを心に日々の仕事に向き合っています。

1.お客様へ誠実であること

お客様に心から安心して、穏やかな時間をお過ごしいただくこと。それが私たちのサービスの原点です。
ご旅行の計画段階からご滞在後まで、お客様が抱かれるであろう疑問や不安を先回りして解消できるよう、常に透明性の高い正直な情報をお届けしたいと考えています。
私たちの「おもてなし」は、決して独りよがりなものであってはなりません。お客様の時間を尊重し、過度な干渉はせず、しかしお求めの際には真摯に迅速にお応えする。さりげない配慮で、お客様が緊張しない心から寛げる空間を目指しています。

2.共に働く「仲間」と育ち合うこと

最高のおもてなしは、最高のチームから生まれます。私たちは、共に働く仲間が、互いに尊重し合える一つのチームであることを大切にしたいと考えています。
もし失敗があっても、それは個人の課題ではなくチームの課題として捉え、全員で改善できる仕組みを考える。それぞれの努力と成長を認め合い、承認し合える。そんな温かい組織文化が、お客様へのおもてなしの空気感に繋がると信じています。

3.未来へ繋ぐ、たなかやの姿

私たちは、目先の利益だけを追い求めることはいたしません。
一皿ひとさらに心を込め時間をかけて向き合う料理。自分の足で野花を調達して仕込む生け花、手書きの玄関看板。日々の徹底した掃除。一見、時代と逆行していて非効率に見えることの中にも、日本の宿が本来持つべき美しさや心が宿ると信じ、大切に守り続けています。
また、損得勘定では測れない、お客様や社会との「信頼」という名の絆を長い目で大切に育んでいくこと。
それこそが、次の100年へと繋がる私たちの財産であると信じています。

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