こんにちは、若女将の田中です。 まだまだ冷たい風が吹く日もございますが、たなかやのお庭にも少しずつ春の足音が近づいてまいりました。
女性大浴場前の「紅梅」ですが、数日前のほんの数輪から一気に蕾が開き、現在(3/2更新)6〜7分咲きまで咲き進んでおります🌸
■ 水面をピンクに染める、春限定の景色
この紅梅は、当館の大浴場が建った際にお迎えしたものです。 樹齢は不明ですが、たなかやに来てから35年余りになります。
毎年この季節になると、お庭と風呂の水面をいっぱいの梅色に染めてくれます。 「この景色を眺めながら入浴したい!」と紅梅を目当てにご宿泊や日帰り入浴にお越しくださる方も少なくありません。
満開になった時の美しさや心の高揚感、そしてあっという間に散ってしまう儚さなど、色々な感情がせめぎ合いますが、今年もこうして無事に蕾を付けてくれてホッとしております…。 私自身、この紅梅の美しさに何度心を癒され、救われたかわかりません。 特に、まだ冷たい風が吹く中で、力強くひたむきに咲き始めようとする小さな花びらを見ていると、「私も頑張ろう」と背中を押され、勇気づけられるような気がしています。
■ 紅梅の開花録
ここで、ここ数日の開花の様子を少し振り返ってみたいと思います。
【2月26日:2~3分咲きくらい】


女性大浴場前の紅梅もずいぶんと蕾がほころんできました。
「ほころぶ」という言葉。 固かった蕾が開く様子にも使いますし、緊張していた顔の表情が緩むときにも使いますよね。
ふと、子供の頃によく見ていたアニメ『おじゃる丸』の歌を思い出しました。 北島三郎さんが歌うテーマソングの中に、「にっこり花が咲く」といった歌詞が出てくるのですが、大人になって久しぶりに聴いた時、 「なぜ花が咲くのに『にっこり』なんだろう…?!」 と不思議に思ったことがあります。
気になって調べてみると、日本には古くから「花笑む(はなえむ)」という美しい大和言葉があることを知りました。 昔は、蕾が開く様子を「笑む(えむ)」と表現し、「咲く」という漢字も「わらう」と読むことがあったそうです。
花が咲くことと、人が笑うこと、 昔の人は、その二つを同じような「幸せな姿」として捉えていたのかもしれませんね!
そう思うと、少しずつ開き始めたこの紅梅も、寒空の下で小さく微笑みかけてくれているように見えてきます… お風呂に浸かりながら、少しずつ笑顔が増えていく庭の景色を、のんびりと眺めていただければと思います。
【3月2日:6~7分咲き】

この3日ほどで一気に蕾が開き、6~7分咲きになりました。 例年より少し早く、あと数日で満開を迎えそうです。
先日、お客様が 「満開の時も美しいけど、このくらいの咲き具合の花に心を惹かれる」 とお話しされていました。
そのお言葉に、私も深く共感いたしました。 満開の完成された美しさももちろん素晴らしいですが、これから満開に向かって蕾が少しずつ開いていく過程には、未来への希望や期待、ワクワクするような活気が詰まっているように感じます。
そして同時に、いずれ散りゆく儚さを想像するからこそ、人はその移ろいゆく姿に強く惹かれるのかもしれませんね。
【3月6日:満開】

本当に綺麗なものを目の前にすると、「綺麗」という言葉しか出てこないものですね…
枝いっぱいに花を咲かせた立派な姿に、ただただ見惚れてしまいます。大嵐や強い風さえなければ、あと1週間ほどはこの見事な姿をお楽しみいただけると思います。
写真では伝えきれないこの素晴らしい景色、是非直接ご覧いただきたいです〜!湯船に浸かりながら、ゆったりと春の訪れを感じにいらしてください。
■ 見頃はいつ?(過去の記録より) 「いつ行けば満開が見られる?」とのご質問をよくいただきます。 気温や天候にもよりますが、一昨年(2024年)の記録を参考に開花予想をまとめました!
咲き始め: 2月末〜
満開のピーク: 3月10日頃〜
見頃の目安: 3月17日頃まで(少しずつ散り始めますが、風情があってまだまだ綺麗でした)
※こちらは2024年のデータですが、今年は少し早そうです。
もう今週末(3/7)には満開になっていそうな気がします。
■ 🌸春の特別プランのご案内🌸

一年のうちほんのわずかな期間だけ、お湯に浸かりながら紅梅を望むことができるこの季節。 「春の特別な景色」をご覧いただける時期にお越しくださる皆さまへ、ささやかな特典付きプランをご用意いたしました。
◇ ご夕食時に「選べる梅酒」をお1人様1杯プレゼント!
・皇国晴酒造の「名水梅酒」(日本酒仕込み)
・若鶴酒造の「ウメスキー」(ウイスキー仕込み)
・ノンアルコール梅酒
の中から、お好きな1杯をお選びいただけます🥂
【プラン詳細はこちら】
https://d-reserve.jp/GSEA002F01400/GSEA002A01?hotelCode=0000003196&pl=PL00060472
■ 男性のお客様へ
「女性用のお風呂からしか見えないんでしょ〜」とよくお声をいただくのですが、男性大浴場からも少しご覧いただけます。
これから少しずつ花が開いていく過程を、ぜひお風呂に浸かりながらゆっくりとお楽しみください。
1年の中で、わずかな期間しか見ることのできない特別な春景色。
うめ色のお風呂が、皆様にとって最高の「いのちの洗濯」になりますように♨️
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。
いのちの洗濯ができる宿【生地温泉たなかや】

- 上杉謙信ゆかりの霊泉
- 戦国武将も癒されたと伝わる伝説のお風呂で、旅の疲れをときほぐします。
- 富山湾の旬の魚料理
- 地元の新鮮な魚介類を使った、職人の極上料理をご堪能いただけます。
- 五千坪の庭園
- 自然に囲まれた静かな宿で、喧騒を忘れてゆっくりとお過ごしいただけます。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。
▼公式サイトはこちら
https://ikujionsen.com/


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