【富山観光】初夏の五箇山は魅力満載!世界遺産の絶景と「春の宵」ライトアップを巡る旅

観光スポット紹介

富山県の秘境として知られる世界遺産・五箇山。合掌造り集落が織りなす日本の原風景は、訪れる人々を魅了してやみません。特に初夏は、新緑が目に鮮やかな季節。幻想的なライトアップイベントや、田植えの時期にしか見られない「逆さ合掌」など、この時期ならではの特別な魅力が満載です。

富山県黒部市にございます「生地温泉たなかや」のブログでは、皆様の富山旅行、特に五箇山観光がより一層充実するよう、初夏の五箇山の見どころを徹底解説いたします。

初夏の五箇山、見どころ満載のイベントと自然の彩り

五箇山の初夏は、訪れる時期によって様々な表情を見せてくれます。

5月下旬から6月上旬は、水田に映る「逆さ合掌」が圧巻です。 田植えが始まるこの時期、穏やかな水面に合掌造りの家々が逆さに映り込む光景は、五箇山ならではの絶景。写真愛好家にも人気のスポットです。新緑が美しいこの時期は、人形山に残る残雪「ひとかた」が見られることもあります。

五箇山の逆さ合掌

幻想的な「四季の五箇山『春の宵』ライトアップ」 特に注目したいのは、世界遺産菅沼合掌造り集落で開催される「四季の五箇山『春の宵』ライトアップ」です。

  • 開催期間: 2025年5月31日(土)、6月7日(土)
  • 開催時間: 日没~午後8時30分まで
  • 会場: 世界遺産菅沼合掌造り集落
  • 特徴: ひとつひとつの合掌造り家屋がぼんやりと照らし出される光景は、まさに幻想的で、まるで絵画の世界に迷い込んだかのよう。この二日間は、シンセサイザーの演奏も行われ、一層神秘的な雰囲気に包まれます。入場・観覧は無料ですので、ぜひ足をお運びください。
  • アクセス: 東海北陸自動車道五箇山ICから車で約5分。公共交通機関をご利用の場合は、JR高岡・新高岡駅より「世界遺産バス」で菅沼下車、徒歩すぐですが、ライトアップ終了時刻にはバスの最終便が運行終了している場合がありますので、ご注意ください。
  • 駐車場: 菅沼展望広場駐車場をご利用ください。(普通車1,000円、大型バス10,000円 ※バスは要予約:菅沼世界遺産保存組合 0763-67-3008)

初夏の服装と気候

初夏の五箇山は、日中の気温が快適な日が多いですが、朝晩は涼しくなることもあります。

  • 5月(10~20℃): カーディガンや薄手のブルゾンなど、上着が必要です。ウォーキングシューズやスニーカーがおすすめです。
  • 6月(15~25℃): 薄手の長袖Tシャツや、暑い日は半袖も可能です。ウォーキングシューズやスニーカーがおすすめです。6月中旬から下旬は雨が多く、木々がより一層色濃く見えます。
  • 7月(20~30℃): 薄手の長袖シャツや、暑い日は半袖も可能です。ウォーキングシューズやスニーカー、ヒールのないサンダルも可能です。7月中旬は北陸の梅雨時期にあたり、比較的観光客が少ないシーズン。ゆっくりと散策したい方には特におすすめです。

世界遺産だけじゃない!五箇山の多彩な魅力と過ごし方

五箇山は、相倉(あいのくら)と菅沼(すがぬま)の2つの合掌造り集落が世界文化遺産に登録されています。岐阜県の白川郷と比較すると規模は小さいですが、より静かで伝統的な雰囲気を味わえるのが特徴です。

  • 世界遺産・相倉合掌造り集落: 約20棟の合掌造り家屋が現存し、昔ながらの生活が今も息づいています。集落を一望できる展望エリアからの景色は、五箇山観光のハイライトです。資料館や民宿、飲食店も充実しています。
  • 世界遺産・菅沼合掌造り集落: 庄川沿いに佇む小さな集落で、9棟の合掌造り家屋があります。「塩硝の館」や「五箇山民俗館」では、五箇山の歴史と伝統を学ぶことができます。
  • 国指定重要文化財の家屋: 「村上家」や「岩瀬家」といった重要文化財に指定された合掌造り家屋では、囲炉裏端で当主から五箇山の暮らしの話を聞いたり、屋根裏の見学をしたりと、先人の知恵と生活を間近で感じられる貴重な体験ができます。
  • 五箇山ならではの体験: 「五箇山和紙漉き体験館」で和紙作り体験をしたり、「喜茶 和 ででれこでん」で五箇山民謡の「こきりこ踊り」を学んだり、五箇山ならではの文化に触れることができます。

五箇山の恵みを味わう!郷土料理と特産品

豊かな自然に囲まれた五箇山では、清流で育った川魚や、旬の山菜、野菜など、地の食材を活かした滋味豊かな郷土料理が楽しめます。

  • 五箇山豆腐: 縄で縛っても崩れないほどの堅さが特徴の「五箇山豆腐」。大豆の旨味が凝縮された、豆腐本来の深い味わいは必食です。
  • 岩魚料理: 五箇山の冷たい清流で育った岩魚(いわな)は、定番の塩焼きはもちろん、ほんのりピンク色でプリプリ食感がたまりません。握り寿司も人気です。
  • 栃餅(とちもち): 栃の実を使った素朴な風味の「栃餅」は、お休み処・茶店まつやで「栃餅ぜんざい」として味わうのがおすすめです。
  • 赤かぶらの酢漬け: 雪深い五箇山地域で、古くから冬の保存食として古来より親しまれてきた赤かぶらの酢漬けです。地元産の原料と独自製法ににこだわり、ほどよい塩味と甘酸っぱさが人気です。
  • 五箇山かぼちゃを使ったスイーツ: お土産店に併設されたカフェ「よりあい処丸池」では、合掌造りの形をした「五箇山ぼべらモンブラン」を楽しめます。

まとめ&「生地温泉たなかや」からのご案内

初夏の五箇山は、世界遺産の合掌造り集落の幻想的なライトアップ、新緑と水田が織りなす絶景、そして豊かな自然の恵みが融合した、特別な旅が楽しめる場所です。日本の原風景が息づくこの地で、心癒されるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

五箇山への観光拠点には、富山県黒部市にある「生地温泉たなかや」が最適です。当館では、富山の海の幸・山の幸をふんだんに使ったお料理と、美肌効果で知られる生地温泉の湯で、旅の疲れをゆっくりと癒していただけます。五箇山からは車で1時間30分ほど。

この機会にぜひ「生地温泉たなかや」で富山ならではの滞在をご満喫ください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

生地温泉たなかや

~ほかほかのお魚料理と霊泉で、いのちの洗濯ができる宿~

●公式サイト
https://ikujionsen.com/

●旅館の特徴
上杉謙信ゆかりの霊泉: 上杉謙信が発見したとされる伝説の温泉で、心身を癒します。
富山湾の旬の魚料理: 地元の新鮮な魚介類を使った、職人の極上料理を堪能できます。
五千坪の庭園: 自然に囲まれた静かな宿で、喧騒を忘れてゆっくりと過ごせます。

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