【第2回】海に優しい「かにかご漁」と、美味しい紅ズワイガニの秘密(おさかなラジオ)

おさかなラジオ

今回の主役は、秋の富山湾を代表する味覚「紅ズワイガニ」です。みずみずしさと甘みが特徴の紅ズワイガニは、水深400mよりも深い深海に生息しています。

カニにも海にも優しい、魚津発祥「かにかご漁」

若旦那: 「富山湾では主に、魚津発祥の『かにかご漁』で獲られています。カゴの中に餌を入れて深海まで沈める漁法ですが、普通の網と違って、小さなカニやメスガニは逃げられるように大きな網目を使っています」

もしメスガニがカゴに入っていた場合は、生態系を守るために海へ逃がす決まりがあるそうです。美味しいカニをいただきながら、海の環境もしっかり守っていく優しい仕組みが根付いています。

料理長直伝!美味しい紅ズワイガニを見分ける3つのポイント

毎日港へカニの仕入れに向かう若旦那に、美味しいカニを見分けるコツを聞いてみました。ポイントは大きく分けて3つあります。

若旦那: 「まずは、胴体も足も『両方が重いもの』。そして『殻が硬いもの』です。カニは脱皮をするため、脱皮したての時期は殻が柔らかく、身にあまり栄養がいっていません。最後に、裏側(お腹)が透けて見えた時に『隙間がなく身が詰まっているもの』です。重さだけで選ぶと、中に水がたくさん入っているだけのこともあります」

カニを選ぶ際は、重さだけでなく、殻の硬さや裏側の詰まり具合まで見極めるのが料理長ならではの視点です。

秋の海は回遊魚パラダイス!自然界の珍魚「ブリヒラ」とは?

後半は、今の時期に獲れる秋のお魚の話題へ。秋の富山湾には、餌や適した環境を求めて移動する「回遊魚」がたくさん回ってきます。

若旦那: 「今は青物であるサゴシ(サワラの小さいもの)やカンパチ、フクラギ、アジなどが獲れます。カンパチやヒラマサは、ブリに比べて血合い(赤い部分)が少なく、クセがなくあっさりしているのが特徴です」

さらに、自然界にはブリとヒラマサのハイブリッドである「ブリヒラ」が存在します。ブリよりも身が長持ちし、色が変わりにくいという両方の良いとこ取りをしたお魚で、市場に出回ることもあります。

たなかやのカニプランでお待ちしております

今回お話しした紅ズワイガニは、今の時期、当館のカニプランでお出ししております。若旦那が毎日目利きしたカニを1杯丸ごとお付けするプランと、半分の量を楽しめるハーフプランをご用意しております。ぜひ生地温泉たなかやへ味わいにいらしてください。

▼ 第2回の音声はこちらからお聴きいただけます(お好きなアプリをお選びください) https://ikujionsencom.taplink.bio/

生地温泉たなかやのご案内

富山県黒部市にひっそりと佇む一軒宿「生地温泉たなかや」では、若旦那が自ら釣り上げた新鮮な海の幸と、名水で仕立てたお料理をご用意しております。静かな自然の中で、日々の疲れを癒す「いのちの洗濯」にいらしてみませんか。

アクセス情報

あいの風とやま鉄道「生地駅」より車で約5分。 北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」より車で約15分。 (※送迎も承っております。詳細はお問い合わせください)

▼ご宿泊プラン・ご予約はこちら
公式ホームページ:https://ikujionsen.com/

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